[フランクフルト 4日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は4日、最新の賃金協定に基づくと、ユーロ圏の賃金上昇率が2027年1─9月にやや加速するとの予想を示した。

ECBの賃金トラッカーの総合指標は、有効な労働協約を対象とし、一時金を12カ月で平準化して算出する。この指標によると、今年下半期の賃金上昇率は2.7%。27年第3・四半期には2.4%に低下する見通し。ただ、ECBはサンプルが限られていると注意を促した。

一時金を除いた賃金トラッカーによると、26年が2.6%で27年1─9月は2.8%に上昇する見込み。

ECBは10月29日の理事会で政策金利を据え置いたものの、次回12月会合での利上げを示唆した。最近のエネルギー価格主導のインフレ上昇が賃金に波及している兆候がないか注視している。

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