Pritam Biswas

[3日 ロイター] - 米資産運用大手アポロ・グローバル・マネジメントは3日、第3・四半期に530億ドルの資金が流入し、運用資産残高(AUM)が前年同期比18%増の1兆0700億ドルに達したと発表した。プライベートクレジットや保険、その他のオルタナティブ投資への需要が、過去最高を記録した手数料関連利益(FRE)を押し上げた。

アポロは、金利が高止まりする中で未実現の時価評価損が発生したことが響き、米国会計原則(GAAP)ベースで10億6000万ドルの損失を計上した。同社株は朝方の取引で一時3.5%下落した。

第3・四半期のFREは23%増加。四半期ベースで過去最高となった手数料関連収入と利益率の改善が寄与した。

特別項目を除く調整後1株当たり純利益は2.15ドルとなり、前年同期の2.14ドルからわずかに増加した。

アポロの第3・四半期決算は、市場の変動や景気の先行き不透明感、バリュエーションを巡る懸念が続く中でも、投資家がポートフォリオの分散や高いリターン獲得を目指してプライベート市場への投資を進めており、オルタナティブ資産への需要が引き続き強いことを示した。

アポロのジム・ゼルター社長は「インフラ、エネルギー、防衛、製造業、コンピューティング分野で歴史的な規模の設備投資が進んでいる」と指摘。「企業は莫大な資本を投じており、それが当社の幅広い案件組成事業に極めて大きな機会をもたらしている」と述べた。

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