Joanna Plucinska Ilona Wissenbach

[ロンドン 3日 ロイター] - ドイツ航空大手ルフトハンザ航空は3日、2026年通期決算の営業利益見通しの上限を下方修正し、従来予想の17億―22億ユーロから17億―20億ユーロへ変えた。

26年のジェット燃料費の見込み額が93億ユーロ(約104億ドル)に膨らんだことが理由。第3・四半期(7―9月)の営業利益は14億ユーロとなり、同社がまとめたアナリスト予想平均の13億7000万ユーロをやや上回った。

欧州航空各社は、中東紛争に起因するジェット燃料価格高騰が業績の重しとなると警告している。燃料ヘッジ契約が満期を迎えるのに伴い、来年は航空運賃の上昇が見込まれている。

バーンスタインのアナリスト、アレックス・アービング氏は、第3・四半期決算が堅調だったのは、厳しい燃料環境にもかかわらず、事業再建プログラムが成果を出し始めている可能性を示していると指摘した。

ルフトハンザのカルステン・シュポア最高経営責任者(CEO)は「需要が堅調に推移し、厳格なコスト管理の下で収益が増加したことで、約5億ユーロに上る燃料費の増加分を十分に相殺することができた」とコメントした。

同社によると、航空燃料費の総額が前年同期比で4億ユーロ(4億4800万ドル)超増加した。シュポア氏は記者向けの電話会議で、27年の燃料費ヘッジを引き続き計画しているとし、上半期は燃料費の75%についてヘッジ済みだと説明した。

26年通期の座席供給量の増加見通しは据え置いた。

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