Jesús Aguado

[マドリード 3日 ロイター] - スペインの大手銀行サンタンデールは3日、エネルギー転換を中心に人工知能(AI)や防衛分野も含め、世界全体で今後5年間に投資資金が約30兆ユーロ(約33兆6000億ドル)不足するとの報告書を公表した。

サンタンデールがまとめた2026年から30年の試算では、世界全体で約50兆ユーロの投資が必要となるが、調達可能な資金源と経済成長率の予想を踏まえると、資金が約30兆ユーロ不足する。

また、人口の高齢化で医療費が増加し、年金や財政への圧力も強まるという。

推計によると、送電網の整備、再生可能エネルギー、蓄電、電化など、気候変動関連の投資が30兆ユーロの不足額のうち22兆ないし26兆ユーロを占める。

サンタンデールは、こうした資金確保には官民の連携が不可欠だと指摘。銀行には、プロジェクトの組成、預金の動員、企業の支援といった役割が求められるとした。

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