Rishab Shaju Prakhar Srivastava
[3日 ロイター] - 米決済大手ブロックは3日、通期の粗利益見通しを上方修正した。個人向け金融プラットフォーム「キャッシュアップ」の好調と底堅い個人消費が下支え要因となった。
同社株は時間外取引で9%上昇した。
キャッシュアップの第3・四半期(7─9月)粗利益は前年同期比27%増加。加盟店向け事業「スクエア」の粗利益は14%増えた。
ジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)は株主宛て書簡で「『ネイバーフッズ』がキャッシュアップの月間取引アクティブユーザー数を9月に6000万人まで拡大させる主な要因となった」と述べた。
キャッシュアップの銀行・融資サービスの拡大は、ブロックが取引手数料以外の収益源を多様化するのに役立っている一方、信用損失の増加にもつながっている。第3・四半期の取引、貸付金、消費者向け債権に関する損失は65.6%増の6億0170万ドルとなった。
ブロックは2026年の粗利益を前年比22%増の126億3000万ドルと予想。従来予想の125億1000万ドルから引き上げた。第4・四半期の粗利益は33億2000万ドルを見込む。
27年の粗利益については、前年比15%増に相当する145億2000万ドルと予想した。人工知能(AI)投資が持続的な成長をけん引すると見込んでいる。
第3・四半期の調整後営業利益は9億2300万ドル(1株当たり1.13ドル)と、前年同期の4億8000万ドル(同0.54ドル)から増加した。