Andrew Chung
[2日 ロイター] - 米国の市民権を持たない可能性が高いと連邦当局が主張するカリフォルニア州の登録有権者2万人超による中間選挙での郵便投票について、トランプ米政権は2日、連邦最高裁に対し、カリフォルニア州に票の集計の一時的な差し止めを命令するよう申し立てた。
カリフォルニア州は全米で最も人口の多い州で、民主党の強固な地盤として知られる。トランプ大統領が所属する共和党は3日投開票の中間選挙で議会の支配権維持を目指す中、政権は米国の市民権をもたない者による不正投票の疑いへの対応を強化している。
司法省は最高裁への申立書で「カリフォルニア州が、争点になっている票と適法な票と混在させれば、争点になっている票を後から分離することは不可能になる」と主張し、対象者リストに掲載されている人による投票を他の票と分けて保管し、市民権を持っていることが確認されるまで集計しないよう州に命じるよう求めた。
米カリフォルニア州ロサンゼルスの連邦地裁は10月28日、カリフォルニア州の登録有権者2万人超について、市民権を持たない可能性が高いとして中間選挙の郵便投票の集計を一時差し止めるよう求めた司法省の請求を棄却。司法省は直ちに控訴していた。