Bart H. Meijer
[ブリュッセル 2日 ロイター] - ベルギーのデウェーフェル首相は2日、連立与党が来年の予算を巡る膠着状態を打開できなかったとして、フィリップ国王に辞意を伝えた。王宮によると、国王はデウェーフェル氏の辞意の受理を保留し、3日からは他の連立与党の党首らとも協議を行う予定だという。
ベルギー政権は、財政安定に向けて必要だとデウェーフェル氏が主張する100億ユーロ(112億ドル)規模の歳出削減と増税を巡り、数カ月にわたって議論を続けてきた。
しかし、数カ月に及ぶ協議の中で、デウェーフェル氏が率いる中道右派「新フランデレン同盟(N-VA)」とリベラル派「改革運動(MR)」は、社会主義系および中道系の連立パートナー各党と歩み寄ることができなかった。
王宮は「地政学的な不確実性が極めて大きく、深刻な経済的課題を抱える中、同国は長期の政治危機を許容することはできない」と述べた。