[ニューヨーク 30日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、円が3日続伸。日銀が政策金利を据え置き、物価見通しを引き上げたことが材料となったほか、米国債利回りの低下もドルの重しとなった。
日銀は30日、金融政策決定会合で金利の据え置きを決定した。ただ、金融政策はよりタカ派的な新たな局面に入ったと強調し、数カ月に1度のペースでの利上げに踏み切る可能性を示唆した。
円は対ドルで0.11%高の1ドル=157.51円。ただ、月間では下落する見通しとなった。
FXストリートのシニアアナリスト、ジョセフ・トレビサニ氏は「市場は日銀にやや失望している」と指摘。「円は足元でやや強含んでいるが、これまでほど強くはない。日銀の動きを打ち消す米連邦準備理事会(FRB)寄りのバイアスが依然として残っている」と述べた。
主要通貨に対するドル指数は横ばいの101.88。月間では2カ月続伸となる見通し。
ユーロは0.12%安の1.1168ドル。月間では2カ月続落となる見通し。
来週はイングランド銀行(英中央銀行)とオーストラリア準備銀行(中央銀行)の金融政策決定会合が注目される。
英ポンドは0.15%高の1.3396ドル。豪ドルは対米ドルで0.09%高の0.70345米ドル。いずれも月間ベースで上昇する勢いとなっている。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは2.61%安の7万6780.93ドル。世界最大の暗号資産(仮想通貨)交換業者バイナンスで、ハッカーの攻撃により63億ドル相当の資産が流出したことが材料視された。
ドル/円 NY終値 157.53/157.56
始値 157.19
高値 157.64
安値 156.97
ユーロ/ドル NY終値 1.1158/1.1162
始値 1.1200
高値 1.1203
安値 1.1137