[ソウル 30日 ロイター] - 韓国の魏聖洛国家安保室長は30日、北朝鮮との軍事境界線を防衛するため断固とした対応を取ると表明した。

軍事境界線を挟む非武装地帯(DMZ)で先月、地雷が爆発し、偵察任務に当たっていた韓国軍兵士数人が重傷を負って以降、南北間の緊張が高まっている。韓国政府は地雷が北朝鮮のものだとしている。

DMZを管理する国連軍司令部は、境界線を越えて設置された北朝鮮の地雷は休戦協定に違反すると指摘した。韓国政府は境界付近での要塞化工事が緊張を高めているとして、北朝鮮に対して工事の即時停止を求めている。

北朝鮮は境界線の自国側で作戦を行っていると主張し、地雷への関与を否定している。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の妹である金与正党総務部長は21日、韓国との境界線全域で10月末までに拡声器による宣伝放送を開始すると表明した。

韓国の情報機関は29日、北朝鮮はまだ放送を開始していないとしている。

南北はこうした放送を心理戦の一環としてこれまでも利用してきた。

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