Rajasik Mukherjee Nikita Maria Jino
[22日 ロイター] - オーストラリアの石油・ガス開発大手サントスは22日、アラスカの石油プロジェクト「ピッカ」における海水処理プラントの稼働開始遅れに伴う生産拡大への影響を受け、年間生産・販売量見通しの上限を引き下げた。これにより、同社の株価は一時1.8%下落した。
2026年の生産量を9900万─1億0200万石油換算バレルと見込んでおり、従来の9900万─1億0500万石油換算バレルから下方修正された。販売量は従来の1億0200万─1億0800万石油換算バレルから、1億0200万─1億0500万石油換算バレルへと引き下げられた。
ジェネレート・キウィセーバーの投資スペシャリスト、グレッグ・スミス氏は「投資家の注目は、2つの主要な成長プロジェクトのうちの1つであるピッカが予定より遅れ、目標生産量を下回って稼働しているという事実に集まっている」と指摘。「ピッカが修正されたスケジュール通りに生産のピークに達すれば、現在の懸念の大部分は解消されるだろう。さらなる遅延があれば、投資家の忍耐が試されることになる」と述べた。
一方、サントスの第3・四半期売上高は、前年同期の11億3000万ドルから20億1000万ドルに増加し、ビジブル・アルファの予想と一致。また、生産量は約23%増加し、過去最高の2630万石油換算バレルを記録した。
サントスは生産量増加について、バロッサ油田が定常生産に達したこととピッカ油田の生産拡大によるものと説明。また、液化天然ガス(LNG)価格上昇と販売量増加、原油およびコンデンセートの販売増が売上高の伸びを支えたとしている。