[アンカラ 21日 ロイター] - トルコは、サウジアラビアおよびパキスタンとの共同防衛協定に基づき、サウジへの軍要員派遣を可能にする議案を議会に提出する。与党・公正発展党(AKP)の議員が21日、匿名を条件にロイターに語った。

軍要員派遣の承認案は協定の批准法案が可決され次第、議会に送付されるという。

トルコは20日、3カ国が8月に署名した「メッカ共同防衛協定」を批准に向けて議会に提出した。これにより、北大西洋条約機構(NATO)で軍の規模が2番目に大きいトルコは、イエメンの親イラン武装組織フーシ派の攻撃を受けるサウジとの正式な相互防衛の約束に一歩近づいた。

同議員は、協定に基づき他国に派遣されるトルコ軍部隊が攻撃作戦に参加することはないと説明。当初は技術要員や専門家を派遣し、防空や電子戦技術、その他の防衛支援に当たるとした。

これに先立ち、2人の当局者はロイターに対し、トルコの貢献は軍事装備、情報共有、兵器システムに限られる見通しだとし、同盟の枠組みでは、これまでそれ以外の形での派遣・配備は行われていないと述べていた。

フーシ派の攻撃を非難しているトルコは、紅海での航行の安全を確保するため、サウジ主導の有志連合に参加することにも合意している。

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