[21日 ロイター] - エジプトのシシ大統領は、イエメンの親イラン武装組織フーシ派がサウジアラビアに対する攻撃を激化させる中、サウジに対するエジプトの軍事支援はサウジの領土と国境の防衛に限定され、イエメンへの攻撃は含まれないと述べた。大統領府が21日、明らかにした。
サウジ国営通信SPAによると、シシ氏の発言は、エジプトのアブデルアティ外相とラシャド国家情報局(GIS)長官がリヤドで行った、サウジのムハンマド・ビン・サルマン皇太子との会談に合わせて出された。
SPAによると、アブデルアティ外相はシシ氏からの書簡をサルマン国王に手渡し、両国関係や地域の情勢について協議した。
シシ氏はまた、要請があれば他のアラブ諸国の領土も防衛するとした一方、エジプトの軍事行動はエジプト領内、またはエジプトが安全・安定の保護を目指すアラブ諸国の領内を越えて及ぶことはないと述べた。
エジプトによるサウジへの軍事支援は、中東紛争の大幅な拡大を意味する可能性がある。今年2月に米国とイスラエルがイランを攻撃して以来、世界のエネルギー供給は混乱し、原油価格を押し上げている。