[ウェリントン 21日 ロイター] - イスラエルのサール外相は、同国が太平洋諸島フォーラム(PIF)のパートナーになったと明らかにした。同地域との関係強化に向けた幅広い取り組みの一環と説明した。
これまでの対話パートナーは米国、中国、日本、欧州連合(EU)など21カ国・機関だった。PIFのウェブサイトによると、対話パートナーは「ブルーパシフィック」と呼ばれる太平洋地域の域外の国・機関で、島しょ国と重要な利害関係を持ち、地域の発展と安全保障に向けた議論や取り組みに貢献する。
サール氏はXへの投稿で、PIFのバロン・ワカ事務局長から、太平洋諸国の首脳がパラオでの会合でイスラエルの「フォーラム・パートナー」申請を承認したとの通知を受けたと述べた。申請はサール氏が6月にフィジーを訪問した際に提出したという。
同氏は、イスラエルがこの枠組みの下、水管理、海水淡水化、農業、気候変動、技術革新、持続可能な開発の分野で協力に参加すると説明した。また、イスラエルとPIFは共同の行動計画を策定し、実施状況を監視する仕組みも設けるとした。
パレスチナ自治区ガザでの戦争遂行を巡って国際的な圧力が強まる中、イスラエルは外交的な支持拡大を目指している。一部の太平洋島しょ国は、ときには国連でイスラエルと同じ票を投じたり、同国が反対する決議に反対票を投じたりしていた。
PIFはイスラエルのパートナー資格を公に確認しておらず、コメント要請にも直ちに応じなかった。