Promit Mukherjee
[オタワ 19日 ロイター] - カナダ統計局が19日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比上昇率が3.1%となり、カナダ銀行(中央銀行)のインフレ目標圏(1―3%)を3カ月ぶりに上回った。ガソリンとディーゼル燃料(軽油)の価格高騰が全体を押し上げた。
ロイターがアナリストらに調査した市場予想は3.2%、8月は3.0%だった。
・9月のCPIの前月比は0.1%上昇。8月は0.1%下落していた。
・カナダ銀行は今月28日の次回会合で政策金利を2.25%に据え置くとの見方が優勢。12月には25ベーシスポイント(bp)の利上げが織り込まれている。
・カナダ銀行のティフ・マックレム総裁は、今月28日に発表する四半期のインフレ見通しを大幅に引き上げる見込みを明らかにしている。
・9月のCPIの前年同月比が上昇したのは、エネルギー価格が19%上昇したことが主因。ガソリン価格は27.8%上がった。ガソリン価格の影響を除いたインフレ率は2.2%となり、8月の2.4%から縮小した。
・9月の食品のインフレ率は1.7%で2024年5月以来、2年4カ月ぶりの低水準。
・住居費のインフレ率は1.8%、家賃は2.8%だった。
・航空運賃は19.4%上昇。旅行代金のインフレ率は8月から縮小した。
・構成品目変動率の中央値を示す「CPIメジアン」は9月に1.9%、極端な価格変動の項目を除外した「CPIトリム」は1.8%だった。