Chen Aizhu

[シンガポール 16日 ロイター] - 中国石油天然気(ペトロチャイナ)で、原油などの取引を手掛けるトレーディング部門の2026年の利益が過去最高を更新する見通しであることが、複数の関係者の話で分かった。イラン紛争によって中東産原油の売買形態が一変し、需給が逼迫する中、中国国外の製油所の利幅が大幅に拡大している。

アジア最大の石油・天然ガス生産会社で中国第2位の石油精製会社であるペトロチャイナは、大規模な生産・供給ポートフォリオと広範な精製・小売りネットワークを生かして利益を上げ、戦争に伴う供給混乱の影響を回避できている。

事情に詳しい関係者2人によると、ペトロチャイナのトレーディング部門、中国石油国際事業(PCI)の26年粗利益は200億元(30億ドル)を超え過去最高になる見込み。

同部門の幹部によると、通常、PCI部門利益の半分以上を稼ぎ出す原油部門の利益が10月初旬までに、25年通年の2倍以上に達したほか、石油製品部門や天然ガス部門も好調に推移している。

同社は決算でトレーディング部門利益の内訳を開示していない。8月に発表した上半期グループ純利益は約146億5000万ドルだった。

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