キッチンの食器洗い機の中で何が起きているのか、別に知る必要はなかった。でも、今は知ろうと思えば知ることができる。
9月にドイツのベルリンで開催された国際コンシューマー・エレクトロニクス展「IFA2026」で、家電メーカーのミーレがスマート食洗機を発表。専用アプリで動作状況を確認でき、電力需要の低い時間帯に自動運転する。
さらに、扉の内側に付けられたカメラが食器の状態を監視し、「個人の好み」に沿った洗浄にきめ細かく対応する。
スマートオーブンにスマート冷蔵庫、スマートインターホンなど、最近はさまざまな家電にAI搭載カメラが組み込まれ、日常生活の「謎」を解き明かそうとしている。
ダイソンは先頃、10万画素の超小型マクロレンズカメラを搭載した電動歯ブラシを発売。AIが必要と判断した箇所にマウスウォッシュを噴射するほか、歯磨き中の口の中をリアルタイムで見られる。
こうしたカメラは、あらゆることをより簡単に、より迅速にするという触れ込みだ。食洗機のカメラは洗浄プログラムを調整してエネルギー効率を最適化する。
歯ブラシのカメラは歯間の磨き残しに狙いを定める。冷蔵庫のカメラは食料品の在庫を常に把握し、インターホンのカメラは留守中に誰が訪ねてきたのかという不安を解消する。
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