[15日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のブリーデン副総裁は15日、イラン戦争によるエネルギー価格高騰への対応として英企業がコスト削減に取り組んでいることで、中銀はインフレを抑えやすくなるとの見方を示した。
CNBCテレビのインタビューで「前回エネルギー価格が急騰した2022年と大きく異なるのは、人々がコストを価格に転嫁しようとしていない点だ」と指摘した。
「単に価格に転嫁するのではなく、ショックを吸収しようとしている。このため、先行きが不透明な中でも、われわれにとって金融政策の運営がいくらか容易になる」と語った。
国際通貨基金(IMF)・世界銀行総会に出席するためバンコクを訪れているブリーデン氏は、現在は労働市場が弱いため、ロシアがウクライナへの全面侵攻を始めた22年のような急激な賃金上昇は起きないことを期待しているとも述べた。