[上海 15日 ロイター] - 中国の長期金利が15日、15カ月ぶりの水準に低下した。中国人民銀行(中央銀行)が流動性を潤沢な状態に保っていることが背景。トレーダーは、金融政策の手がかりを得ようと、来週開催される金融関連会合に注目している。

・中国銀行間市場は今週、資金が潤沢な状態。翌日物レポ金利の平均は1.25%前後と約5カ月ぶりの低水準。これは、伝えられている人民銀の翌日物リバースレポオペの金利とほぼ同じ水準。

・潤沢な流動性が長期金利を押し下げた。10年物国債利回りは1.64%と2025年7月以来の低水準に、30年物利回りは2.05%に低下した。

・13日以降、期日を迎えるリバースレポはなかったが、人民銀は7日物オペで資金供給を続けた。また3カ月物と6カ月物の買い切り型リバースレポで、10月に入ってから差し引き4000億元(597億7000万ドル)を供給している。

・興業証券のアナリストによると、市場は来週の「金融街フォーラム」を前に金融緩和を織り込み始めた。具体的な措置については、預金準備率や金利の引き下げのほか、人民銀が政策金利の基準を翌日物リバースレポ金利に移し、事実上の利下げに踏み切るとの見方がでている。

・現在、主要な政策金利は7日物リバースレポ金利で、水準は1.4%。

・金融街フォーラムは19─22日に北京で開かれ、規制当局が改革政策を打ち出す予定。人民銀の潘功勝総裁は、これまでのフォーラムで政策の枠組みの変更を発表してきた。25年のフォーラムでは、公開市場での国債売買の再開を表明した。

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