Parisa Hafezi Jonathan Saul Phil Stewart

[ドバイ/ロンドン/ワシントン 14日 ロイター] - イランは原油価格を高止まりさせて米中間選挙に影響を及ぼすことを狙い、ホルムズ海峡を航行する船舶への攻撃に新たな戦術を導入している。イラン政府高官2人がロイターに明らかにした。

新戦術の詳細については説明を控えた。ただ高官の1人は、イランが通航制限に違反していると判断した船舶に対して約10日前から従来とは異なる攻撃戦術を使い始めた結果、こうした船舶への攻撃が増加したと述べた。

高官らによると、新戦術では攻撃の種類と頻度を変更したといい、米中間選挙の結果に影響を与えることも目標の一つとしている。高官の1人は「狙いは、世界の原油価格を引き下げようとする米とその同盟国の取り組みを阻むことだ」と述べた。新戦術導入はイラン指導部の最高レベルで決定され、統治機構全体で十分に調整されたという。

匿名を条件に取材に応じた米軍当局者は、イランが戦術の重要な部分を変更したことを確認した。米軍がイランのレーダー能力の大部分を破壊した後、イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)は小型船に乗せた非武装の監視要員を用いて、米海軍艦艇など攻撃対象となり得る船舶の特定を始めたという。

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