[シンガポール 13日 ロイター] - 米ブラックロックの調査部門ブラックロック・インベストメント・インスティテュート(BII)は、AI(人工知能)を巡るボラティリティーを理由に、米国株の投資判断を「中立」に引き下げた。一方、米国債の投資判断は引き上げ、短期債を選好する姿勢を示した。

BIIのトップ、ジャン・ボワバン氏、ブラックロック債券部門のリック・リーダー最高投資責任者(CIO)、同社のグローバル・チーフ・ストラテジスト、ウェイ・リー氏は12日付のリポートで、長らく維持してきた米国株の「オーバーウエート」判断を解消し、中立に引き下げたと説明した。「AI関連の設備投資拡大に関連する潜在的なボラティリティーに対応するため」とした。

BIIは、過去6年間の大半で維持してきた米国債の「アンダーウエート」判断も解消する。利上げ観測が行き過ぎているとして、短期債を「オーバーウエート」に引き上げる。

長期の米国債は中立に引き上げ、日本国債に対する弱気姿勢も和らげる。投資のリスクとリターンのバランスが改善したと説明した。

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