[9日 ロイター] - 米財務省は9日、ベセント財務長官が、中国情勢を重点的に担当する顧問としてジュディ・シェルトン氏を起用したと発表した。同氏はトランプ米大統領がかつて連邦準備理事会(FRB)理事候補に指名した人物。
財務省によると、シェルトン氏は欧州復興開発銀行(EBRD)と全米民主主義基金(NED)を率いた経歴を持つ。インディペンデント研究所やスタンフォード大学フーバー研究所で研究員も務めた。
トランプ氏は第1次政権時、空席となっていたFRB理事にシェルトン氏を指名した。しかし、同氏の党派的と見られる姿勢がFRBの独立性を損なう恐れがあるとの懸念が超党派で広がり、指名承認は難航した。
財務省は声明で「シェルトン氏は通貨政策について長官に助言し、特に中国の金融情勢の評価に重点を置く」と表明した。