[25日 ロイター] - パキスタンの治安当局筋が25日に明らかにしたところによると、同国は国境地域のグリスタンでアフガニスタン側による攻撃を未然に阻止し、アフガニスタン・タリバンのメンバー数人を殺害した。計画されていた攻撃の詳細については明らかにされていない。
パキスタン北西部で先週、警察施設が襲撃され 、少なくとも24人が死亡したことを受け、両国間の緊張が再燃している。
治安当局筋によると、今回の「報復措置」はパキスタン領内に侵入して攻撃を仕掛けようとした試みに対して行われた。アフガニスタン・タリバンと治安部隊の間では依然として断続的な銃撃戦が続いており、治安部隊は国境地域で完全な警戒態勢を維持しているという。
アフガニスタン・タリバンは、パキスタン側の主張についてコメントしていない。
パキスタンのタラル情報相は24日、アフガニスタン国内で無人機の発射・保管に使われていた10地点を空爆したと発表した。前日にアフガニスタンから無人機が飛来したことを受けた措置。
アフガニスタンとパキスタンは両国の国境地域で拡大する反政府勢力の活動を巡って対立を強めている。
パキスタンは、越境攻撃を行うイスラム武装勢力をアフガニスタンのタリバン暫定政権がかくまっていると非難。タリバン側は、武装勢力の活動はパキスタンの国内問題だと反論している。