[東京 25日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は5日続伸し、前営業日比1.23%(804円15銭)高の6万6318円14銭となった。成長期待が大きい人工知能(AI)・半導体関連株を中心に幅広く物色された。TOPIXも反発している。ただ、週末であるほか、金利上昇に対する警戒感が残っており、中盤から伸び悩んだ。
・24日の米株市場は高安まちまちだったが、日本株はシルバーウイーク中の好材料を織り込む形で半導体関連株が買われ、日経平均を押し上げる要因になった。
・中間期末が意識されている。週明け28日が権利付き最終売買日のため、配当狙いの買いの期待が大きい。
・TOPIXは1.19%高の4123.73ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は3兆7131億2000万円。
・東証33業種では、値上がりは海運や鉱業、保険など16業種、値下がりはその他製品や精密機器、医薬品など17業種。
・アドバンテスト、東京エレクトロンなど半導体関連株が堅調。イビデンが続騰となり、地銀株に上昇する銘柄が多い。半面、ソフトバンクグループが軟調に推移した。
・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1069銘柄(68%)、値下がりは425銘柄(27%)、変わらずは58銘柄(3%)。
<野村証券 ストラテジスト 澤田麻希氏>
「金利上昇懸念は残るものの、時間外取引でWTI先物が下落し、気にされていた原油価格が落ち着いたことが好感された」
「需給面では週明け28日が中間配当の権利取りの最終日であるため、本日はそれに絡んだ買いが期待される」
「日本株のPERは約16倍。過去の2─3年は16─18倍のレンジで推移していたため、下限にあることも下支え要因になる」