[イスラマバード/カブール 24日 ロイター] - パキスタンのタラル情報相は24日、アフガニスタン国内で無人機の発射・保管に使われていた10地点を空爆したと発表した。前日にアフガニスタンから無人機が飛来したことを受けた措置。

アフガニスタン側は、この空爆で民間人4人が死亡したと発表した。

タラル氏はXへの投稿で、アフガニスタン領内から発射された無人機を23日に防空システムが探知・追跡し、標的に到達する前に無力化したと明らかにした。その後、攻撃未遂に関連する「特定済みの軍事目標」に限定した「航空機と無人機による精密攻撃」を10地点に実施したという。

「アフガニスタン・タリバンによるさらなる挑発行為には、断固として対応する」と述べた。

アフガニスタンのタリバン暫定政権当局者は、パキスタンに向けた無人機発射を否定した。

タリバンのムジャヒド報道官は、カンダハル、パクティア、ホストの各州が空爆を受けたと述べ、相応の対応を取ると警告した。「こうした無謀で軽率かつ敵対的な行為は、間違いなくアフガニスタン国民の怒りを招き、パキスタン軍に悪影響をもたらす」と声明で述べた。

パキスタンは、越境攻撃を行うイスラム武装勢力をタリバン暫定政権がかくまっていると非難。タリバン側は、武装勢力の活動はパキスタンの国内問題だと反論している。

パキスタン情報省は21日、アフガニスタンとの国境地帯を空爆し、武装勢力メンバー少なくとも28人を殺害したと発表した。タリバン当局者は、パキスタン軍の夜間の攻撃で民間人3人が死亡したと非難。国連アフガニスタン支援ミッション(UNAMA)も、民間人3人の死亡を確認した。

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