[東京 24日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は4日続伸し、前営業日比0.76%(495円04銭)高の6万5513円99銭で取引を終えた。大型連休中に米国株式市場で人工知能(AI)・半導体関連株が上昇したことを好感。日本株もその動きを受け、終始買い優勢となった。ただ、金利上昇に対する警戒感が強く、中盤から伸び悩む展開。TOPIXはマイナスで大引けた。

シルバーウイーク中の米株市場では、フィラデルフィア半導体指数(SOX)が23日こそ軟化したものの、連休前の18日終値との比較で5.1%上昇となっており、日本の半導体関連株もこれに連動する形となった。

そうした中で、米長期金利が上昇基調を継続するとともに、国内の長期金利も上昇。利回りは一時3.075%と1996年8月以来30年ぶりの高水準を更新した。金利上昇はAI関連以外の、金利・為替動向が直接収益に結び付く業種の株価には逆風になるとの見方が出ている。

ただ、中間期末を控え、需給面では中間配当の権利取りを狙った動きが活発化するとみられ「配当取りが下支え要因となり、目先的に株価は大きく崩れるとは考えにくい」(国内証券ストラテジスト)という。

市場では「連休中の米株市場でAI関連株が上昇したことが、日経平均を支える格好となったものの、全体的には金融政策に反応しやすい地合いが続いている。景気敏感株のみならず、金融株がさえない現況から、景気悪化の中で金利が上昇するスタグフレーションを市場は警戒していると言えそうだ」(野村証券・ストラテジストの秋山渉氏)との指摘もある。

TOPIXは0.39%安の4075.3ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.39%安の2102.42ポイントだった。プライム市場の売買代金は9兆2038億8600万円だった。

東証33業種では、値上がりは海運や鉱業、保険など16業種、値下がりはその他製品や精密機器、医薬品など17業種。

キオクシアHLDGが横ばい。ソフトバンクグループが小高い。レーザーテックが堅調。オムロンが大幅高。キッコーマンが小安い。花王が小高い。

個別では、イビデン、アドバンテストなどが引き続き堅調だが、トヨタ自動車、三菱UFJフィナンシャル・グループが軟調となっている。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が小幅安となり、0.1%(0.79ポイント)安の808.19ポイントだった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが674銘柄(43%)、値下がりは838銘柄(53%)、変わらずは42銘柄(2%)だった。

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 65513.9 495.04 65476.4 65,407.37─66,249.11

9 4

TOPIX 4075.30 -15.84 4097.06 4,075.30─4,109.97

プライム指数 2102.42 -8.18 2110.42 2,102.42─2,120.01

スタンダード指数 1733.94 12.87 1727.70 1,726.25─1,741.78

グロース指数 1031.43 -0.11 1032.88 1,030.57─1,042.73

グロース250指数 808.19 -0.79 809.64 807.33─817.78

東証出来高(万株) 249306 東証売買代金( 92038.8

億円) 6

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