ハーレーは「情熱」で経営難を脱したことも

ハーレーは以前にも深刻な経営難に陥ったことがある。1980年代初め、同社は破綻寸前だった。だが、81年に13人の経営幹部が経営権を買い取ったことが、起死回生をもたらした。彼らは品質を改善し、販売店網を再編すると、ライダーたちのコミュニティー「ハーレーオーナーズグループ」を立ち上げて、ハーレーを単なる大型バイクではなく、文化的存在へと変えた。この再建にかかった時間は10年。必要だったのは忍耐と集中、そしてブランドの中核的なアイデンティティーに対する狂信的ともいえる情熱だった。 

現在の経営陣に同じ情熱があるだろうか。ハーレーダビッドソンが特別な存在であり続けられるかどうか、経営陣の覚悟が問われている。
 

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