[北京 17日 ロイター] - 中国国家統計局が17日に発表したデータによると、7月の国内石炭生産量は前年同月比10.1%減の3億4321万トンとなり、パンデミック(新型コロナ大流行)時の水準まで後退した。鉱山事故を受けて強化された安全規制が引き続き操業を圧迫した。
単月の生産量としては2021年9月以来最低となった。ただ、春節(旧正月)の影響で合算して報告される1月と2月の生産は考慮していない。
ギャラクシー・フューチャーズのアナリストはリポートで「今回の生産減は需要の低迷によるものではなく、国内の炭鉱安全規制が継続的に強化されたことに起因する」と指摘した。
5月に山西省にある炭鉱でガス爆発が発生し、82人が死亡。17年ぶりの最悪の鉱山事故となり、石炭資源が豊富な同省の多くの炭鉱が検査のために操業を停止した。
国家統計局によると、1─7月の生産量は27億トンに達し、前年同期比で2.9%減少した。