新たなトレンドになるのは「メークかもしれないし、ヘアスタイルかもしれない。お色直しの回数やドレスの色、あるいは花の装飾かもしれない」という。
100カ国超で商品を展開するスペイン・バルセロナ発の婚礼衣装ブランド、プロノビアスは、スウィフトさんのドレスのシルエットや素材、そして「雰囲気」から着想を得る方針だと説明。同社はこれまでにも王族や著名人の結婚式からインスピレーションを得てきたと明かした。
「スウィフト風」デザイン
イスラエル・テルアビブを拠点とする高級婚礼衣装ブランド、ガリア・ラハブのクリエイティブディレクターであるシャロン・セバー氏は、個性的なベールなデザインのほか、メタリックなレースやピンク色など、珍しい色や素材が使われていればブライダル業界全体に波及する可能性があると指摘した。
ニューヨークの婚礼衣装ブランド、ジェニー・ユーのデザインディレクター、ライザ・ポントーニ氏は「デザインの世界ではビジュアルが全てだ」と強調する。
米婚礼衣装会社ジャスティン・アレキサンダー・グループは現在、2028年春夏コレクションの最終デザイン画を作成中で、このコレクションは27年秋に店頭に並ぶ予定だ。数週間以内にスウィフトさんのドレスが公開されるとすれば、その要素の一部をコレクションに取り入れるかもしれないとCEO兼クリエイティブディレクターのジャスティン・ウォーショー氏は話した。
加えて、ブティック側からスウィフトさん風ドレスへの需要急増の兆しが示されれば、通常約1年かかる商品投入スケジュールの前倒しも検討すると述べた。
一方、独立系婚礼衣装店チェーンのラブリー・ブライドは、スウィフトさんのドレスは参考として取り入れる程度とする見通しだ。創業者のレイニー・リストCEOは「彼女のドレスに刺激を受けた花嫁がいれば、似たような商品があることを必ず紹介する」と語った。