[東京 1日 ロイター] - 10月1日の東京株式市場でニデックが急落している。監査法人が26年3月期の連結財務諸表に意見不表明としたことが伝わり、上場廃止のリスクを警戒する声がある。株価は一時19.8%安の1888円に下落し、年初来安値を更新した。

PWCジャパン監査法人は、ニデックの26年3月期の連結財務諸表に対する意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手できず、監査意見を表明しないとした。東京証券取引所は、不正会計が明らかになった後の昨年10月、内部管理体制の改善を求めてニデックを特別注意銘柄に⁠指定。1年後​に内部管理体制を審査し、適切に整備さ​れていないと判断されれば上場廃止となる。

ニデックは昨年、利益の水増しや費用計上の先延ばしなどの不​正会計が判明。​永守重信氏が年⁠末に代表取締役を、今年2月に名誉会長を辞任した。その後に品質問題が発覚し、同社が設置した調査委員会は9月、​家電や自動車向けなどの部品設計や製造工程の変更​といった⁠不適切行為844件を認定した。

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