Pesha Magid Rami Ayyub
[クスラ(ヨルダン川西岸) 14日 ロイター] - 米国がイスラエルのネタニヤフ首相に対し、ヨルダン川西岸のユダヤ人入植者によるパレスチナ人世帯の包囲を公に非難するよう求めていることが分かった。米国とイスラエルの当局者が14日、明らかにした。
入植者らは1週間近くにわたり、ヨルダン川西岸の村クスラでパレスチナ人の住宅を包囲し、住民を自宅内に閉じ込めている。国連によると、子ども2人を含む約15人のパレスチナ人が、水も電気もない状態で自宅内に閉じ込められているという。
当局者2人によると、米政府は包囲の対象にパレスチナ系米国人の住宅が含まれている事実を把握した後、抗議を開始した。ホワイトハウス当局者はロイターに対し、声明で「安定したヨルダン川西岸はイスラエルの安全保障に資するとともに、同地域における平和実現という米政権の目標にも合致する」と述べた。
ヨルダン川西岸へのユダヤ人の入植を強く支持してきたハッカビー駐イスラエル米大使は13日、パレスチナ人の住宅を包囲する入植者らを「イスラエルのテロリスト」と非難。米当局者とイスラエル当局者は14日、ホワイトハウス当局者がネタニヤフ首相に対し、今回の包囲を公に非難するよう圧力をかけていると明らかにした。
ネタニヤフ首相はクスラでの包囲についてコメントしていない。首相官邸とホワイトハウスは、いずれもコメント要請にすぐには応じなかった。