[モスクワ 13日 ロイター] - ロシアが併合したクリミア半島で13日、ロシア軍の将校が爆弾攻撃により死亡し、当局はウクライナの特殊機関の依頼を受けて暗殺を実行した疑いで女を拘束した。事件が発生したクリミア最大都市セバストポリのロシア側トップ、ミハイル・ラズボジャエフ氏が明らかにした。
ウクライナ側は現時点でコメントを発表していない。
複数のロシア系非公式テレグラム・チャンネルは、死亡したのはロベルト・シャゲエフ氏だと報じた。同氏は、2014年のロシアによるクリミア併合時にロシア側へ忠誠を誓った元ウクライナ海軍将校で、当時はウクライナ海軍の潜水艦「ザポリージャ」の艦長を務めていたとされる。
ウクライナの非公式ウェブサイト「ミロトボレツ」は、戦争犯罪者や裏切り者とみなした人物のデータベースを公開しており、シャゲエフ氏について「排除された」と掲載した。
ラズボジャエフ氏は、死亡した将校や拘束された女の氏名を公表していない。
タス通信は、連邦保安局(FSB)の話として、拘束された女はロシア国籍だと伝えた。ロシアはこれまでも、高級軍人や対ウクライナ戦争を支える関係者らを狙った一連の暗殺事件についてウクライナ側の関与を非難。ウクライナ側は一部の事案で関与を認める一方、別の事案では関与を否定している。