[東京 14日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比0.85%(580円42銭)高の6万8889円01銭となった。前日の米国株式市場の上昇や原油価格の下落などを好感して幅広く物色された。前営業日比で一時1.9%(1299円65銭)高の6万9608円24銭に上昇したが、週末とあって中盤から伸び悩む展開となった。TOPIXは連日の最高値更新。初の4200ポイント乗せとなった。
・日経平均は前日に取引時間ベースで6月22日の最高値から7月29日の直近安値まで押した幅の3分の2戻し(6万8704円12銭)を達成した勢いを持続、7月13日以来の6万9000円台回復。
・米国市場でサンディスクが急騰したことが好感されたほか、アプライド・マテリアルズの好決算が注目され、半導体関連株が引き続き堅調。さらに、好決算銘柄を中心に幅広く買われる展開となった
・買い一巡後は週末であることも手伝い模様眺め気分が広がる。
・TOPIXは0.69%高の4204.99ポイントで午前の取引を終了。連日の最高値更新となった。東証プライム市場の売買代金は5兆7222億5800万円。
・東証33業種では、値上がりは輸送用機器やゴム製品、サービスなど25業種、値下がりは非鉄金属やガラス・土石製品、電気機器など8業種。
・個別では、キオクシアHDが商いを伴い堅調。アドバンテストが連日の最高値となったが、レーザーテックはさえない。
・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1074銘柄(69%)、値下がりは422銘柄(27%)、変わらずは55銘柄(3%)。
<岡地証券 投資情報室長 森裕恭氏>
「TOPIXの連日の最高値更新が示すように、物色対象が半導体関連に偏っていない相場内容は評価できる」
「評価損を抱えた投資家が多いと思われるキオクシアHDが、大幅な調整から反転したことが市場心理を好転させている」
「本来なら夏枯れになるところ、米株のサマーラリーに追随する格好となったが、決算発表が一巡した来週から材料難に陥る可能性も」