[13日 ロイター] - 気候予測センター(CPC)は13日、エルニーニョ現象が一段と強まっており、北半球で2026年秋から冬にかけて「非常に強い」事象となる確率が90%を超えていると発表した。「26年10-12月期には、1950年以降の過去のエルニーニョを上回る歴史的な強さとなる確率が69%ある」とみている。

・エルニーニョ現象は、貿易風の弱まりによって赤道域の中・東部太平洋で海面水温が上昇する自然現象。

・一般的に世界の気温を押し上げ、地域によって干ばつや大雨などの異常気象を引き起こす。

・人為的な気候変動と重なることで、極端気象の発生リスクがさらに高まるとされる。

・日本の気象庁も10日、エルニーニョ現象が北半球の冬から27年初めにかけて継続する確率は100%との見通しを公表した。

・世界食糧計画(WFP)は今月、強力なエルニーニョ現象の発生により、世界で最も脆弱な地域を中心に、27年末までに厳しい食料不安に陥る人が約4900万人増加する恐れがあると警告した。

・フィンランドの気象サービス会社バイサラ・ウェザーの農業気象学者ドナルド・キーニー氏は「予測の確度は高くない」としながらも、エルニーニョは年末ごろにピークを迎え、その後は冬後半から27年春にかけて弱まるとの見通しを示した。

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