Nelson Bocanegra Julia Symmes Cobb

[カリ/ペレイラ(コロンビア) 13日 ロイター] - コロンビア西部で今週発生したマグニチュード7.4の強い地震による死者は少なくとも273人、負傷者は3800人超に達したことが、13日の政府発表で明らかになった。死者の多くは第3の都市カリとコーヒー産地のペレイラで確認され、377人が依然として行方不明で、家族らが安否確認を待っている。

発生後の重要な72時間が経過し生存者の発見への期待が薄れる中で、救助隊は13日、捜査範囲の絞り込みを進めた。

カリでは多くの現場で救助・捜索活動からがれき撤去作業へと移行。アレハンドロ・エデル市長は現在も9カ所で捜索救助活動が続いていると説明した上で、作業員が生存者の反応を聞き取れるよう、周辺の静粛を呼びかけた。

南部の集合住宅では、ボランティアらによるがれき搬出作業が続いた。拡声器を持った担当者は、残された時間が限られているとして作業を急がせる一方、ヘルメットを着用せずに現場に近づいた2人のボランティアを叱った。

大都市以外では政府の支援が十分に届いていない地域もある。カリ北西部の港湾都市ブエナベントゥラで活動する国際救済委員会(IRC)のナズリー・ロサノ氏は、一部の被災地に救助隊が到着したのは12日夜になってからだったと指摘。住民はそれまで素手でがれきを掘り起こし、生存者を捜していたという。

被災者の多くは依然として水道、ガス、電力といった基本的なサービスを利用できない状況が続く。地震発生以降、150回を超える余震が観測されており、救助活動や避難生活を送る住民はさらなる危険にも直面している。

就任からわずか数日後に災害対応に直面したデラエスプリエジャ大統領は12日に経済非常事態を宣言し、病院や学校、住宅、インフラの再建に向けて国内外の支援を集める復興基金を創設すると表明した。

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