Juby Babu

[13日 ロイター] - 米半導体製造装置大手アプライド・マテリアルズが13日発表した第4・四半期(8-10月)の売上高見通しは、市場予想を上回った。人工知能(AI)向け先端半導体の旺盛な需要を背景に、半導体メーカーによる製造装置投資の拡大が続くと見込んでいる。

最新の第4・四半期の売上高見通しは、約102億5000万ドルを中心とした上下5億ドルの幅で、LSEG集計によるアナリスト予想平均は95億4000万ドルだった。

同社は物理蒸着(PVD)やイオン注入など、半導体ウエハー製造の主要工程向け装置を供給しており、AIインフラの急速な拡大を支える半導体メーカーの投資増加が追い風。第3・四半期(5-7月)売上高は91億2000万ドルで、やはり市場予想の89億9000万ドルを超えた。

ただ決算発表後の時間外取引では株価が一時約4%下落した。市場では期待が高まっていて、同社株は今年に入ってから既に2倍超に上昇していた。このため今回の結果は、一部強気派の期待値に達しなかったとみられている。

それでもCFRAリサーチのアナリスト、ブルックス・アイドレット氏は「決算内容と業績見通しは市場を大きく驚かせるものではなかったが、事業の勢いが明確に改善していることを示す堅調な内容だった。直近の好調な状況が続けば、2027年の暦年ベースでの市場予想には上振れ余地がある」と述べた。

スタイフェルのブライアン・チン氏は、同業のラム・リサーチやKLAが好調な四半期決算と増収見通しを示した後の発表だったことから、市場の期待水準が高まっていたと指摘した。

アプライド・マテリアルズのブライス・ヒル最高財務責任者(CFO)は「暦年後半にかけて力強い増収が続くと予想しており、とりわけDRAM、最先端ファウンドリー・ロジック分野、先端パッケージング分野が成長をけん引する」と説明した。

同社は先端パッケージング関連事業の26年の暦年ベースの売上高成長率について、従来の「50%超」から「70%超」に見通しを引き上げた。DRAM関連売上高も年後半に大幅な伸びを見込んでいる。

ヒル氏は「顧客から得られる事業見通しはこれまで以上に長期化しており、一部では30年までを見据えた協議が行われている」と語った。

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