[ニューヨーク 13日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルがまちまちの動きとなった。この日発表された7月の卸売物価指数(PPI)は前月比で横ばいとなり、連邦準備理事会(FRB)による9月の利上げ観測が一段と後退した。
米労働省が発表した7月のPPIは前年比4.7%上昇し、伸びは前月から鈍化したほか、市場予想も下回った。前月比では横ばいとなった。
ステート・ストリートのシニアマクロストラテジスト、ノエル・ディクソン氏は、月内に発表される個人消費支出(PCE)価格指数に反映されるPPIの構成品目をみると、PCEは「かなり良好な内容になるはずだ」と指摘。PPIと、前日に発表された消費者物価指数(CPI)の内容は「FRBが9月に金利を据え置くとの見方を裏付ける材料になる」との見方を示した。
フェデラルファンド(FF)金利先物市場が織り込むFRBによる9月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ確率は35%と、前日の40%、1週間前の55%から低下した。
主要通貨に対するドル指数は0.02%高の99.96。PPI発表後に99.80まで下落する場面もあった。
円は対ドルで0.04%安の1ドル=159.48円。円は先月末の米国と日本による円買いの協調介入で得た上昇分を一部戻している。前出のディクソン氏は「9月に日銀が具体的な政策を打ち出し、タカ派的なガイダンスを強めない限り、投資家は円売りを続けることを断念しないだろう」と語った。
英ポンドは0.08%安の1.3481ドル。6月の英国内総生産(GDP)は前月比0.3%増となり、予想外のプラスとなった。サッカーワールドカップ(W杯)の開幕や猛暑も相まって企業活動が押し上げられたことが背景にある。
ユーロは0.03%高の1.1528ドル。
ドル/円 NY午後3時 159.50/159.52
始値 159.34
高値 159.56
安値 159.03
ユーロ/ドル NY午後3時 1.1528/1.1530
始値 1.1535
高値 1.1545
安値 1.1525