[13日 ロイター] - LSEGのIBESデータによると、欧州の優良企業の2026年4─6月期決算で総利益の伸び率は前年同期比23.4%と見込まれ、予想は8週連続で上昇している。低調な需要の兆しがみられる部門があるものの、エネルギーや素材関連企業がけん引し、堅調な決算シーズンになると見込まれる。

LSEGのデータは、STOXX欧州600種指数構成企業のうち、既に決算を発表した268社の実績と未発表企業の推定を基にしている。

米イラン交戦に伴う原油価格の高騰を受け、エネルギー企業の利益は前年同期から倍以上に増えて伸びをけん引すると見込まれる。基礎素材関連の利益は70%近く増え、2番目に高い伸びとなる見込み。

エネルギー部門を除いても、欧州企業の利益の伸び率予想は12.3%。堅調な決算はコモディティー(商品)価格の上昇だけに依存しているのではないことが示唆されている。

一方、売上高の見通しは前年同期比11.4%増と、先週予想の12.6%増から低下した。増益率に比べると緩やかな‌伸び⁠となる。

決算発表済みの268社のうち58.6%がアナリストの業績予想を上回った。2012年以降の四半期平均54%も上回っている。ただ、世界的な成長の鈍化や地政学的な緊張で見通しが不透明な中、投資家は今年後半も収益の勢いが続くかどうかに注目している。

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