[13日 ロイター] - 米クリーブランド地区連銀のハマック総裁は13日、なお高水準にあるインフレの抑制に向け、連邦準備理事会(FRB)は直ちに利上げを実施すべきという見解を改めて表明した。
ハマック総裁は、企業からは「資金調達や借り入れに意欲的で、投資を継続したいとの考えが伝わってくる。成長の機会を見出していることは素晴らしく、引き続きそうしてほしいと思う」としつつも、「成長が過剰になれば、物価上昇にさらなる圧力をかけることになり、インフレ圧力が一層強まるだろう」と述べた。
その上で「インフレ率を足元の3%超の水準から、目標の2%に回帰させるために、金融政策を通じて一定の抑制をかける必要がある」と強調した。
また、過去2カ月のインフレ指標は改善しているものの、それだけで潮目が変わったと確信するには十分ではないと指摘。「われわれの仕事は、2%の目標に向けて確実に進展していることを確認することだ。その目標をどの程度の速さで達成する必要があるのかということが問題になる」とし、「最終的に2%に到達できたとしても、到達に3、4年かかるとすれば、それで良いのかという問題がある」と述べた。
FRBは7月28─29日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で5会合連続で金利据え置きを決定。ハマック総裁は、ダラス地区連銀のローガン総裁、ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁と共に0.25%ポイントの利上げを主張し、金利据え置きに反対票を投じた。