Andrea Shalal
[ワシントン 11日 ロイター] - 米民主党の上院議員2人は、米国が欧州のダイヤモンド産業を新たな関税の対象から除外する数週間前にトランプ米大統領に贈られた、321個のダイヤモンドが散りばめられた18カラットの金の指輪について、ベルギーの2社に説明を求めている。
詳細は以下の通り。
• 10日付でアントワープ・ワールド・ダイヤモンド・センターおよびデビッド・ゴトリブ・ラグジュアリー・カフリンクス宛てに送付された書簡の中で、エリザベス・ウォーレン議員(マサチューセッツ州選出)とリチャード・ブルーメンソール議員(コネチカット州選出)は、この贈答品が米国の連邦贈収賄法の下で深刻な法的疑問を引き起こしており、両社に刑事罰が科される可能性があると警告。
• 「最良の場合でも、重大な関税決定が迫る中で(トランプ大統領への贈り物は)不適切な印象を与える。最悪の場合、外国企業がトランプ大統領にきらびやかな贈り物を惜しみなく贈るだけで関税免除を『購入』できるという認識を強めることになる」と記した。
• 両議員によると、デビッド・ゴトリブ氏が手がけたこの指輪は、6月28日にアントワープ・ワールド・ダイヤモンド・センターのプレジデントから、米国の駐ベルギー大使を通じて、米国建国250周年を記念するトランプ大統領への贈り物として渡されたという。
• 7月24日、トランプ政権は欧州の天然ダイヤモンドを新たな通商法301条関税の対象から正式に除外し、ベルギーのダイヤモンド産業に対する以前の関税ゼロ%を復活させた。
• メディア報道によると、この指輪の価値は2万5000ドルから3万5000ドルとされている。
• ホワイトハウスは、特定の利益団体への便宜供与を否定。ある政権高官は、指輪は連邦政府の所有物であり、大統領がそれを手元に置きたいのであれば、政府に市場価格を支払わなければならないと述べた。