Takahiko Wada
[東京 12日 ロイター] - 日銀が12日に発表した7月のマネーストック速報によると、M3の平均残高は前年比1.4%増の1641兆2000億円だった。伸び率は小幅に前月を下回ったが、残高は前月を上回り、歴代2位の高水準。貸出の増加基調が下支えしている。
内訳では、預金通貨が0.2%増の980兆6000億円、定期預金などを含む準通貨が4.3%増の528兆9000億円。現金通貨は1.2%減と、引き続き前年比マイナス。
M2は2.2%増の1297兆円で、伸び率は前月と変わらなかった。
広義流動性は4.4%増の2338兆4000億円で、残高は過去最高を更新。内訳で、投資信託は13.1%増の126兆円と、残高が過去最高となった。国債は18.8%増の47兆2000億円、外債は6.1%増の33兆3000億円。外債は為替円安が押し上げ要因となった。
広義流動性の速報値はデータが集まらない計数もあり、来月以降に値が修正される可能性がある。
*日銀の発表資料は以下のURLをダブルクリックしてご覧下さい。
マネーストック: http://www.boj.or.jp/statistics/money/ms/ms2607.pdf