[オタワ 11日 ロイター] - カナダのルブラン対米貿易担当相は11日、今月19日に迫る関税発動の回避に向け、米通商当局者と会談した。過去3週間で3回目の会談となる。
グリア米通商代表部(USTR)代表との会談後、交流サイト(SNS)に「本日、グリア代表と会談した。われわれは引き続き交渉に取り組んでおり、カナダの国益を前進させ、断固として守るため、精力的に取り組み続ける」と投稿した。
会談にはカナダのシャレット首席通商交渉官も同席した。
トランプ米大統領はカナダ製品に対する新たな一連の関税を提案しており、来週発効する予定だ。
トランプ氏は先月、カナダからの幅広い輸入品に50%の関税を課すと表明。カナダが米国製の自動車や鉄鋼に報復関税を課したことに加え、一部州政府が米国産アルコール飲料の販売を停止したことへの報復措置としている。USTRによると、この関税はカナダからの輸入品のうち約200億ドル分が対象となる。
カナダ製品を対象としたこれまでの関税措置とは異なり、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の対象品目も除外されない。
関係者が先週明らかにしたところによれば、カナダ政府は新たな関税措置の見送りと引き換えに、トランプ政権が問題視している一部の懸案事項で譲歩する可能性がある。