[11日 ロイター] - 人工知能(AI)向けクラウドサービスを手掛ける米コアウィーブが11日発表した第2・四半期決算は、売上高が市場予想を上回り、損失も予想より小幅にとどまった。AIクラウドサービスへの旺盛な需要が業績を押し上げた。株価は時間外取引で一時約10%上昇した。

コアウィーブや競合のネビウスなど、他のテクノロジー企業向けにハードウエアやクラウド容量を提供する「ネオクラウド」と呼ばれる企業は、法人によるAI投資の拡大を背景に需要が急増している。米半導体大手エヌビディアと密接な関係を持ち、同社製AI半導体の主要供給先として知られるコアウィーブは、今年に入り複数の有力顧客を獲得。メタや対話型AI「クロード」を開発するアンソロピックとクラウド容量供給契約を締結した。

6月末時点の受注残高は1042億ドルで、3月末の994億ドルから増加した。さらに同社は、第3・四半期に入ってから新規顧客による純増契約額が250億ドル超に達したことを明らかにした。

マイケル・イントレーター共同創業者兼最高経営責任者(CEO)は「コアウィーブは今四半期、事業規模の拡大が営業レバレッジの向上につながり始める重要な転換点を迎えた」と述べた。

第2・四半期の売上高は25億8000万ドルとなり、LSEG集計によるアナリスト予想平均の25億6000万ドルを上回った。

調整後の1株当たり損失は1.03ドルで、アナリスト予想の1.20ドルの損失より改善した。

同社は急増する需要に対応するためインフラ投資を拡大しており、第2・四半期の設備投資額は94億ドルと前期の68億ドルから増加し、前年同期の29億ドルも大きく上回った。また第2・四半期中に8カ所のデータセンターを新たに追加し、稼働中のデータセンターは世界全体で51カ所となった。

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