[ニューデリー 9日 ロイター] - インド自動車最大手マルチ・スズキのバルガバ会長は9日、小型車の需要回復とSUV(スポーツタイプ多目的車)の堅調な伸びを背景に、2030-31会計年度までに国内乗用車市場が610-630万台に拡大するとの見通しを示した。

同社は2026年度年次報告書に添付した声明で、小型車セグメントの拡大ペースが過去5年間よりも著しく速くなると見込んでいることから5カ年成長目標を見直していると述べた。

• 26年度は過去最高の242万台の販売と44万7000台の輸出を達成した。次の300万台の販売の節目を従来予測よりも前倒しで達成する見込み。

• 31年度までに年間生産能力を365万台に引き上げるため、約3500億ルピー(40億ドル)を投資する計画。

• 取締役会はクリーンエネルギー戦略の一環として4つのバイオガス工場の建設に向けた初期投資56億1000万ルピーを承認。バルガバ氏はバイオガスにより輸入圧縮天然ガスへの依存度を低減し、インドのネットゼロ(実質ゼロ)目標を支援できると述べた。

• 竹内寿志社長兼最高経営責任者(CEO)は急成長しているSUVセグメントでの存在感を強化するため、今後5-6年間で7車種の新型SUVを投入する計画を明らかにした。

• 27年度に50万台の生産能力を追加し、生産能力拡大を加速させる計画。

• 地政学的およびサプライチェーン(供給網)リスクを軽減するため、現地化、代替調達、サプライヤーの能力開発を優先している。

• 親会社のスズキとの関係が「より緊密かつ統合され」、車両の開発サイクルの短縮とコスト削減に寄与している。

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