Joyce Lee Heejin Kim

[東京/ソウル 6日 ロイター] - 防衛省は6日午後5時15分過ぎ、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと発表した。同25分時点ですでに落下したとみられ、NHKによると日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下した。

北朝鮮が弾道ミサイルを発射するのは5月26日以来。日本の方向への発射は4月19日以来。今月実施される見込みの米韓合同軍事演習を前にしたタイミングとなった。

韓国軍も、北朝鮮が朝鮮半島の東側の海に向けて短距離弾道ミサイルを発射したと発表した。

北朝鮮は今年に入り、短距離弾道ミサイルや砲兵ロケット、その他の戦術兵器の発射試験など、一連の兵器実験を相次いで実施している。軍事能力強化を狙ったものとみられる。

韓国軍は声明で、追加の発射に備えて警戒を強化しており、米国および日本と緊密に情報を共有していると表明した。

韓国大統領府は緊急の安全保障会議を開催、今回の発射を国連安全保障理事会(安保理)決議に違反する挑発行為だと非難した。

慶南大学極東問題研究所のイム・ウルチュル教授は今回のミサイル発射について、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の妹、金与正党総務部長が日本による先の巡航ミサイル「トマホーク」発射試験と軍事的野心を批判したことと関連している可能性があると指摘。また、近く実施される見込みの米韓合同軍事演習を前にした動きだとの見方も示した。

米軍は声明で、ミサイル発射を認識しているとした上で、「現時点の評価では、この事態は米国の人員や領土、あるいは同盟国に差し迫った脅威をもたらすものではない。米国は引き続き、米国本土および地域の同盟国の防衛に尽力する」と表明した。

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