このように、ディスプレイからのブルーライトが睡眠の質に悪影響を与える可能性は十分にあるといえるでしょう。

しかし、睡眠に悪影響となっているのは、スマホやパソコンだけではないようです。

実は、ディスプレイからのブルーライト以上に、室内照明が睡眠に与える影響が大きいことも報告されています。

就寝前に

  • 薄暗い部屋でスマホを操作した場合
  • 通常の明るい照明の部屋でスマホを使用した場合

のメラトニンの分泌抑制率を調査した研究では、抑制率は薄暗い部屋では7.3~11.4%、通常照明では15.4~36.1%という結果になりました。

この結果から、室内照明の光のほうが、スマホの光よりも、メラトニン分泌への影響が約2〜3倍大きいことがわかります。

部屋の明るさや光の色が睡眠に関わってくる

メラトニンはいい眠りに欠かせないホルモンです。

メラトニン分泌が抑制されると、自然な眠気が起こりにくくなり、睡眠の質が低下しやすくなります。つまり、就寝前に気をつけるべきなのはスマホの光だけではないのです。部屋の照明環境もそれ以上に重要といえます。

ただ、だからといって、スマホやパソコンを就寝前まで操作し続けていいというわけではありません。

就寝前のスマホ操作が睡眠に与える影響を調査した研究では、スマホで感情的・刺激的な内容を見ることが睡眠に悪影響を及ぼすことが報告された研究があります。

快眠対策は朝起きたときから始まっている
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