AI大手とも提携

もちろんテクノロジーも大きな役割を果たしている。アトラシアンに加え、ウィリアムズはAI(人工知能)関連企業のバスト・データやAI大手アンソロピックとも提携。アンソロピックのAIモデル「クロード」はウィリアムズの「公式思考パートナー」に指定されている。

「スポンサーだからパートナーに迎えるわけではない。私たちの取り組みに明確な違いをもたらすことができるからだ」とボウルズは言う。

アトラシアンの力を借りて、ウィリアムズは工場からサーキットに至るまで、ありとあらゆる問題点について追跡するツールをシステムに組み込むことができるようになった。

だがF1の世界では、テクノロジーの進歩への反発もある。例えば内燃エンジンと電気モーターの出力比率を50対50にするという今年のレギュレーションに対しては、レースの質を落とし、F1というスポーツから人間的な要素を奪っているとして、ドライバーからもファンからも不満の声が上がっている。

F1を統括する国際自動車連盟(FIA)は批判に応じる形で、来年以降、内燃エンジンの比率を高めるルール変更を決めた。テクノロジーに左右される部分を減らし、ドライバーの操作に頼る部分を増やそうというわけだ。

ボウルズにとって人、ひいては文化は、ウィリアムズにとって最も重要な資産だ。

テクノロジーは正しく使う人がいてこそ
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