今月下旬に英国の新首相に指名される見通しのアンディ・バーナム前マンチェスター市長は、イスラエル政府に対して、パレスチナ自治区ガザでの行動を巡って圧力を強化したい考えだ。英紙ガーディアンが9日に報じた。

バーナム氏はガーディアンのインダビューで、2023年10月にイスラム組織ハマス主導の武装勢力がイスラエルを攻撃した際、スターマー現首相がイスラエルのガザ軍事作戦に対して当初示した対応を批判した。

同氏は「われわれはイスラエル政府に圧力をかけるため、もっと多くのことをしなければならない」とし、「確かにわれわれは幾つかの重要な措置を講じてきたが、正直に言えば英国が停戦を求めるのが遅すぎた。今こそ、われわれのアプローチを強化するためにもっとなすべきことがある」と述べた。

スターマー氏は当初、バーナム氏ら党内からの停戦要求に抵抗し、代わりに戦闘の「人道的な一時休止」を支持していた。

その後になってスターマー氏は停戦を求め、ガザにおけるイスラエル政府の振る舞いを批判。政権としてイスラエルの極右閣僚に対する制裁を科し、パレスチナ国家を正式に承認した。

イスラエルとハマスは昨年停戦に合意したものの、イスラエル軍はハマスからの脅威や攻撃を理由に、ガザ地区への空爆を続けている。

バーナム氏は「ガザの暴力に関与した者へのさらなる制裁の検討や、不法入植地との貿易取引を禁止する措置を含め、われわれにはさらなる対応が必要だ」と語った。

[ロイター]
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