ベネズエラで甚大な被害を出した異例の「双子地震」。米地質調査所(USGS)によると、6月19日から26日にかけてはこの地震を含め、世界中でマグニチュード(M)4.5以上の地震が93回発生した。
USGSによれば、一般的にM4.0を超す地震は被害を発生させ得る。6月24日には2度の大きな地震がわずか数十秒間隔でベネズエラ北部の沿岸部を直撃した。
最初の地震の規模はM7.2。続いてわずか39秒後に、さらに大きいM7.5の地震が起きた。
2度の地震はベネズエラ北部で建物の倒壊や道路の寸断などの甚大な被害を発生させ、現地の対応が追い付かない状態となっている。
震源は首都カラカスの西側、カリブ海に面した沿岸付近で、いずれも比較的浅い場所だった。専門家によると、震源が浅い場合、地表の揺れが著しく強くなり、建物などの被害が大きくなる傾向がある。
「双子地震」とは、大きな地震が引き金となって、同じ断層やその周辺でほぼ同規模の地震が直後に起きる現象で、専門家によれば発生はまれだという。
USGSは当初、ベネズエラの地震について、人口が密集していて建物の耐震基準がまちまちなことから「多数の死傷者と甚大な被害」が生じる恐れがあると警告していた。
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