2026年北中米ワールドカップ(W杯)において、韓国代表は1次リーグ敗退という「歴代最悪」の成績に終わり、国民の怒りが頂点に達している。

1勝2敗、全体34位という結果を残したホン・ミョンボ(洪明甫)監督は29日(韓国時間)、滞在先のメキシコ・グアダラハラで辞任を表明したが、その不誠実な態度と大韓サッカー協会の不透明な運営に対し、大統領までもが構造改革を指示する異例の事態へと発展している。NEWSIS、ソウル新聞など韓国メディアが報じた。

韓国は1次リーグではグループAで勝ち点3で、グループ3位となっていた。

今大会は出場国が初めて48チームに拡大され、各グループの1位と2位に加え、3位のうち成績上位8チームが決勝トーナメントに進めることになっていた。ところが韓国は初戦でチェコに2対1で逆転勝ちしたものの、2戦目で開催国メキシコに0対1で敗れ、1次リーグ最終戦(南アフリカ戦)では、引き分ければ自力で2位通過が決まるにもかかわらず0対1で敗北を喫し、決勝トーナメント進出を逃してしまった。

48カ国に拡大された今大会で、難易度が下がったにもかかわらず1次リーグ敗退という結果になり、今大会は韓国にとって「歴代最悪の大会」として記憶されることになってしまった。韓国がワールドカップで1次リーグ敗退となるのは、2018年のロシア大会以来8年ぶりで、最終順位は34位となった。

イ・ジェミョン大統領が「人事の失敗」を痛烈批判

今回の1次リーグ敗退という事態を受け、イ・ジェミョン(李在明)大統領は28日、自身のX(旧ツイッター)を通じて今回の結果を「組織と人事の失敗」であると断じ、体育団体の構造改革を強く指示した。

李大統領は「能力よりも身内を重視し、無能な人を指揮官に選べば、結果は火を見るより明らかだ」と述べ、ホン監督の選任過程における不透明さを痛烈に批判した。さらに、大韓サッカー協会などの役員選出について、少数の代議員による間接選挙制から、体育関係者全員による「直選制」への移行を検討するよう行政指導を指示。運営の透明性と公正性を確保するための厳格な監視・牽制システムの構築を求めた。

ホン監督の会見が招いた新たな炎上
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