トランプ要因で米国人の購入増

ギルマーのカバジェロ氏は「武力衝突だけでなく、政治的・社会的なプレッシャーも影響している」と話す。トランプ氏が政権に復帰した昨年以降、スペインに投資する米国人が急増しており、その多くがヒスパニック系で「多くは投資が目的だが、米国で今後何が起こるか分からないためプランB(次善策)として購入している人々もいる」という。

公証人総評議会のデータによると、米国人は外国人によるスペイン不動産購入の2%を占めており、平均購入価格はスウェーデン人、ドイツ人に次いで3番目に高かった。

外国人購入者の層が広がったことで、住宅価格はさらに上昇している。高級住宅を扱う不動産仲介業者らは、価格上昇がスペイン不動産投資の魅力を高め、購入トレンドに拍車をかけていると話す。

暖かい気候と安定した経済も買い手を引きつけている。

英不動産仲介業者ナイト・フランクの国際住宅チームのパートナー、ジャック・ハリス氏によると、スペインの高級住宅価格は前年比で最大9.5%上昇しており、フランスやイタリアよりも上昇ペースが速い。

同氏は「過去12カ月間、スペインは欧州全域の中で上昇ぶりが突出している」と語った。

[ロイター]
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